AWS Certified Solutions Architect – Professionalの勉強方法について
こんにちは。まるとです。
この度、AWS Certified Solutions Architect – Professionalを受験し、無事に合格できたので学習方法を共有できればと思います。
先に結論
サービスの概要を理解した上で、実際にAWSマネジメントコンソールを操作することが重要です。
マネジメントコンソール上でどんな選択肢があるのか、選択によりどのような動きになるのかを理解しておくことが重要です。
- 受験日を決める、申し込む
- 試験ガイドを読む(どんなサービスが試験に出るのかを理解する)
- AWS Skill Builder、Udemyなどでサービスの概要を学ぶ
- (もし触れるなら)実際にAWSのリソースを作成し、どんなオプションがあるのか、リソースの作り方を学ぶ
- わからない用語や詳細を知るために公式ドキュメントやAWS Black Beltを読む
- 特に似た名前のサービスは特徴を理解する
- 試験準備コース、公式練習問題集を解き、問題の形式、長文問題に慣れる
受験時の情報
- 自身について
- 趣味で2年ほどAWSを触るレベル
- 個人で設計や構築を試す
- 実務経験はあまりない
- 受験前に保有している資格
- AWS Certified Cloud Practitioner
- AWS Certified Solutions Architect – Associate
- AWS Certified Developer – Associate
- AWS Certified SysOps Administrator – Associate
- AWS Certified DevOps Engineer – Professional
- AWS Certified Security – Specialty
- 趣味で2年ほどAWSを触るレベル
- 勉強期間
- 約1ヶ月(平日は2〜3時間/日、休みの日は5〜6時間/日)
学習方法
受験日を決める、申し込む
まずいつまでに合格したいのか目標を決めます。もしできるのであれば、試験の申し込みをします。
万が一予定が入ってしまっても、一定回数以内であれば受験日の再スケジュールができますので、安心して申し込んでください。(中の人は先に受験の申し込みをします)
試験ガイドを読み、気になる点をまとめる
まず、試験でどのようなサービスが取り扱われるのかを確認します。
試験ガイドは公式サイトから確認できます。
試験ガイドには、試験対象となるサービスや求められる知識、スキルが細かく書かれています。
記載されている項目を読み「あれ?これってどうだったっけ?」となったものはまとめておきます。(これは復習等に使うためです。)
また、名前が似たサービスの特徴を押さえておきます。
例えば、Amazon Kinesis Data Analytics、Amazon Kinesis Data Firehose、Amazon Kinesis Data Streamsのように名前は似ているけど、ユースケースによって選ぶべきサービスが異なります。
そのため、何ができて、どのような時に使うのか、メリット・デメリットを押さえる必要があります。
AWS Skill BuilderやUdemyなどでサービスの概要を学ぶ、実際に触る
続いて、サービスに関する概要を理解するために、AWS Skill BuilderやUdemyを用いて学習します。(以下のリンクは中の人が実際に利用したもの)
※紹介しているUdemyコースは英語ですが字幕の自動翻訳、スライドの翻訳で自身はOKでした。
AWSパートナーの方には、専用のラーニングパスが提供されています。もし該当する場合は、こちらも参考にしてみてください。
これらを使用して各サービスで何ができるのか、どのような特徴があるのか、試験ガイドを読んだ時に気になった項目について学習していきます。
また、見て/読んで学ぶだけでなく、実際にAWSマネジメントコンソールを操作できるのであれば、ぜひ操作してリソースを構築してみてください。
すでに保有している資格を受験した時にも感じたことですが、「あ、AWSマネジメントコンソールで実際に触った、見たあれか!」となることが多いです。
そのため、インプットした後は実際に手を動かすことで、より理解を深めることができます。
試験準備コースの実施
概要のインプット、実際に手を動かして流れを掴むことができたら、AWS Skill Builderにある試験準備コースを受講します。
ここで受験の際のポイント、問題文を読む上でのポイント、設計・構築のポイントを学習します。
AWS公式のもので受験の際のポイントを学べるため、受講しておくことがおすすめです。
特にAWS Certified Solutions Architect – Professionalは、Associateレベルに比べて問題文がかなり長めです。(著者の感覚的に1.5〜2倍ぐらい)
問題文をじっくり読むのも重要ではありますが、問題文のどこに着目すると解きやすくなるか、要件が明確になるかが理解できます。
これらを明確にしておくことで、選択肢もある程度絞り込む、または正しい選択肢を確定することができます。
そのため、ぜひ、試験準備コースは受講することをおすすめします。
公式問題集を解く
続いて、試験に慣れるため、実際の試験と同じ形式の公式問題集を解きます。
全く同じ問題は出ませんが、先に長文に慣れておくことで試験でより集中して解くことができます。
終わりに
一歩一歩着実に進むことで確実に知識を得ることができます。
また、気になった部分や自身でモヤっとしている部分は確実に調べておきましょう。
その他、インプットだけではなく実際にAWSマネジメントコンソールを触って見て、どのようなオプションがあるのか、どういった動きになるのかを確認しておくと、より理解が深まるのでおすすめです。(実際にコンソールを触っておくことで、資格取得後もきっと役に立ちます。)
AWS Certified Solutions Architect – Professionalは、広範な知識と深い理解が求められる試験ですが、しっかりと準備をすれば十分に合格を目指せる試験です。ぜひチャレンジしてみてください!
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